県高校駅伝、あす号砲
出場校来島、本番に備える
男子第60回、女子第30回県高校駅伝競走大会があす4日、宮古島市陸上競技場を発着点とする男子7区間42・195㌔、女子5区間21・0975㌔の同競技場付設公認マラソンコースで開催される。各校の選手は続々と宮古入りし、コースで試走を行うなどして大会本番に備えている。
競技は女子の部が午前10時、男子は午後零時20分にスタートする。宮古地区の出場校は、男子が宮高、宮古工業、宮古総実、伊良部の4校。女子は宮高、宮古工業、伊良部の3校がエントリーしている。
女子は競技場を出発して市街地を抜けた後、県道78号の宮古農村青少年教育センター(旧農業改良普及センター)前で折り返す。男子は県道78号、国道390号を通って城辺保良集落の入り口付近でターンして競技場を目指す。
大会を2日後に控えた2日の宮古空港は出場校の選手でごった返した。到着後は試走に繰り出し、コースの状況を確かめていた。
同駅伝が宮古島市で開催されるのは11年ぶり。県高体連宮古支部の上運天誠理事長は「選手の皆さんにはこの宮古島市で熱い戦いを繰り広げてほしい。そのためにも応援を含めて大会運営に万全を期したい」と歓迎を込めて話した。
優勝候補に挙げられる宮高男子の平良雅喜キャプテンは「最後まであきらめない走りで優勝を狙う。地元開催は大きな力。応援に応えたい」と意欲を見せた。
きょう3日は午後3時30分から市総合体育館で開会式が行われる。