宮古出身3人晴れ晴れ/県功労者表彰式
知事「輝かしい功績」
【那覇支社】県内各分野で、その発展に大きく貢献した人に贈られる2012年度県功労者表彰の式展が3日、那覇市内のホテルで催された。宮古出身者では砂川良三さん(社会貢献部門)、平良寛吉さん(教育部門)、小禄邦男さん(文化・学術部門)の3人に仲井真弘多知事から表彰状が贈呈された。
式典で、仲井真知事は「それぞれの分野で、長年にわたり第一人者として優れた業績を上げられた。皆さんの輝かしい功績は県民が等しく認めるところであり、後輩たちの模範。県民を代表して心より感謝したい」と式辞を述べた。
県議会を代表して浦崎唯昭副議長があいさつし、「戦後沖縄の歴史に翻弄された中で、献身的な努力と不断の労苦が実り、輝かしい功績を残されたことに対し、深く敬意を表しお喜び申し上げたい」と受賞者を祝福した。
元宮古地区交通安全協会長の砂川さんは「この素晴らしい賞のため挙行いただいた県に対しお礼申し上げたい。賞に恥じないように、今後も健康に留意して活動に励みたい」と受賞の喜びを語った。
元興南学園理事長の平良さんは「宮古の皆さんに支えられて、このような重たい賞を頂けた。これからも後輩や子供たちのために一生懸命頑張りたい」と抱負を述べた。
琉球放送最高顧問の小録さんは「素晴らしい賞を頂けて大変光栄に思っている。これも先輩や後輩、ふるさとの皆さんの支援のたまものと改めて感謝申し上げたい。これからも放送を通じて、社会のため、故郷のために頑張りたい」とコメントした。
今年の県功労者表彰は復帰40周年を記念して例年の約2倍に当たる20人を表彰した。