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2012年11月6日(火)9:00

クイチャーの魅力発信/第11回クイチャーフェス

38団体が「伝統」「創作」披露


38団体が出演しクイチャーの魅力を内外に発信した第11回クイチャーフェスティバル(写真は池間クイチャー保存会の皆さん)=4日、カママ嶺公園多目的広場

38団体が出演しクイチャーの魅力を内外に発信した第11回クイチャーフェスティバル(写真は池間クイチャー保存会の皆さん)=4日、カママ嶺公園多目的広場

 第11回クイチャーフェスティバル2012(主催・同実行委員会)が4日、カママ嶺公園多目的広場で開催された。38団体が出演。各地に伝わる伝統クイチャーや趣向を凝らした創作クイチャーなどを踊り、その魅力を内外にアピールした。(別刷りで写真特集) テーマは「んなまからまい(これからも)んざがみまい(どこまでも)宮古(みゃーく)ぬ思い(うむい)」。


 午後2時から午後8時までの約6時間にわたり、時には勇ましく、時にはゆったりと動と静を織り交ぜたプログラムで観衆を引き付けた。

 フェスティバル中盤と最後には出演者と観客が一緒になっての「クイチャー大共演」。クイチャーの持つ歴史に思いをはせながら、五穀豊穣を願い全員で大地を踏みしめた。

 「伝統クイチャーの部」には、漲水や荷川取、砂川、多良間などから保存会や愛好会、
郷友らが出演。長らく途絶えていた地元のクイチャーを復活させた保良や新里からも昨年に続き参加し踊りの輪を広げた。

 初出演の東川根自治会がクイチャーで団結をアピールしたり、宮古では珍しい龍の舞が会場を彩ったほか、宮古から伝わったとされる竹富のクイチャーなどが初めて披露され観衆の目を引いた。

 大会長の下地敏彦市長(代読)は「各地でクイチャー保存会が結成されるなど地域活性化にも貢献している」と評価。県宮古事務所の黒島師範所長は「宮古の思いを観客と一体となって力いっぱい表現してほしい」と祝辞を述べた。

 実行委員長の下地暁さんは「文化は心のふるさと。これからも『大切なものは身近なところにある』をコンセプトに取り組んでいきたい」と決意を示した。

 創作の部の受賞団体は次の通り。

 【アパラギ賞】男塾武-Doo
 【パニパニ賞】太陽っ子隊
 【プカラス賞】ぶどぅれサンガ
 【エレガント賞】マブハイダンスグループ
 【特別賞】東川根自治会


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