根間、下地さん全国へ/宮高美術部
根路銘さんは九州派遣
宮古高校で6日、県高等学校総合文化祭美術・工芸部門で優秀賞を受賞した根間すみれさん(2年)と下地真維さん(同)を全国大会に派遣すると発表した。全国大会への派遣は2002年以来10年ぶり。また同大会で同じく優秀賞を受賞した根路銘夏帆さん(1年)を九州大会に派遣する。同部からは10人が出品した。
根間さんの作品は佐良浜の雨上がりの路地を油彩で描いた「露地」。下地さんはアクリル画で東平安名崎を描いた「岬」で共に50号(たたみ半畳ほどの大きさ)のキャンバスに描かれている。根路銘さんは鉛筆画で「邪」と題し邪心のイメージを表現した。
根間さんは「県大会では質の高い作品が多かったので、自信は余りなかった。派遣決定を聞いて、うれしい」。また、下地さんは「去年が優良賞だったので、今年は優秀賞を狙っていた。派遣が決まって驚いているし、うれしい」。根路銘さんは「優秀賞が取れるかどうか分からなかったので、結果を聞いてほっとした」とそれぞれ喜びを語った。
美術部顧問の瑞慶山隆司教諭は「今回10年ぶりの派遣なので、みんなの頑張りをたたえたい」と話した。
県大会には平面(絵画など)に214点、立体に33点の参加があった。
全国大会は2013年7月31日から長崎県で、九州大会は同年7月12日から佐賀県で開催される。