訪問支援の基礎など学ぶ
リーダー養成活動推進で研修会
2012年度高齢者相互支援活動推進事業の訪問支援活動推進リーダー養成研修会(主催・県老人クラブ連合会)が8日、2日間の日程で県立宮古青少年の家で開講した。関係各団体から約60人が参加し、高齢者の相互支援の一環として、訪問支援活動に関する基礎知識や家庭介護などについて研さんを深めた。
開講式で宮古地区老人クラブ連合会長の上里寛昌さんは「この機会に研さんを深め、それぞれの地域に持ち帰り、関係者に伝えてほしい」とあいさつした。
また、県老人クラブ連合会常務理事の知花徳盛さんは「楽しく研修をして、お互いに支え合ってていこうという気持ちをさらに強くしてほしい」と話した。
研修会初日は県立看護大学の佐久川政吉准教授が訪問介護の事例の紹介や、訪問して声を掛ける、安否確認などの見守り訪問活動の内容を講話した。
スタジオボディ&ブレインの和田芳勝代表が「安全な体の使い方と簡単な運動指導」と題して、重い物を運ぶときの体の使い方や簡単なストレッチ体操などを指導した。
2日目は訪問等の実践的な技術や家庭での介護について研修を行う。