人命救助で感謝状/東急リゾート、池間の救難所に
宮古島海上保安署
宮古島海上保安署(山中洋署長)は15日、漂流したウインドサーファーを救助した宮古島東急リゾート救難所員と、八重干瀬の浅瀬に乗り上げたヨットの乗組員を救助した池間救難所の所員らに、人命救助に多大に貢献したとして、感謝状を授与した。
授与された人たちを代表して、東急リゾート救難所の豊見山浩副所長は「初めて感謝状をもらった。大変重い責任を改めて感じる。これからも救助活動に貢献したい」と話した。
9月26日、ウインドサーファーの男性が風と波の影響で流され、宮古島海上保安署に救助を求めた。同署が現場に近い東急リゾート救難所に救助を依頼。救難所員がウォータージェットで救助し、ウィンディー前浜に待機していた救急車に引き渡した。
米国籍のヨット(乗組員6人)は10月26日、池間島の北北東約7㌔の海域で八重干瀬の浅瀬に乗り上げた。海上保安署からの救助要請を受けた池間救難所が現場海域に向かい、ヨットを離礁させ、荷川取漁港まで先導し救助した。
感謝状を受けたのは次の皆さん。(敬称略)
【宮古島東急リゾート救難所】佐藤友康(所長)▽豊見山浩(副所長)▽チャサネス・リマ・ダニエル
【池間救難所】長嶺巌(所長)▽勝連見治(部長)▽勝連浩佳(救助長)▽山里玄隆▽勝連宗明▽新崎康成