県民体育大会が開幕/先島開催
14市郡の代表 全力プレー誓う
第64回県民体育大会秋季大会が16日、開幕した。今年は宮古、八重山の先島開催で、県内14市郡の代表が18競技(採点競技)で熱戦を繰り広げる。開会式が市総合体育館で開かれ、宮古島市の佐久川匡彦選手が選手宣誓を行い、期間中の全力プレーを誓った。競技は25日まで。きょう17日は宮古島市でサッカーとハンドボールが行われる。
「とどけよう スポーツの力を東北へ」。今大会は東日本大震災復興支援大会に位置付けて開催する。先島開催は5回目で、宮古島市ではサッカー、ハンドボールのほか、24、25の両日に陸上競技、軟式野球、ウエイトリフティング、剣道が行われる。
開会式で県体育協会長の仲井真弘多知事は「フェアプレー精神の下、日ごろ鍛えた力と技を発揮するとともに交流の輪を広げ、実りある大会にしてほしい」と選手に呼び掛けた。
下地敏彦市長は「(県民体育大会が)スポーツアイランドを提唱する本市で開催されることはこの上ない喜び」と歓迎。「各競技で熱戦を繰り広げ、競技を通じて友情を深める思い出深い大会になることを期待している」と述べた。
選手宣誓した宮古島市の佐久川選手(ハンドボール競技)は「スポーツマンシップにのっとり、地域代表としての誇りを持って正々堂々と戦います」と力強く宣誓した。
きょう17日のサッカーは市陸上競技場など2会場で行われる。宮古島市は予選ブロックで糸満市、中頭郡と対戦して決勝トーナメント進出を目指す。ハンドボールはトーナメント1回戦で国頭郡と対戦する。会場は市総合体育館。