個性キラリ、舞台で躍動/中学校総合文化祭
伝統芸能、創作ダンスなど発表
第18回宮古地区中学校総合文化祭(主催・宮古地区中学校文化連盟)の舞台発表の部が16日、マティダ市民劇場で行われた。各校の生徒が伝統芸能や自らアレンジした創作ダンス、三線演奏、意見発表、楽器演奏、落語などを披露し、日ごろの学習の成果を発表した。
この日の舞台発表は午前と午後の部に分けて行われた。午前、午後とも複数の学校の生徒による三線合同演奏で幕開けした。
郷土芸能部門では、下地中による「与那覇のヨンシー」のほか、西城中が「吉田の八木節」、上野中が「新里の棒ふり」をそれぞれ披露した。
創作ダンスの部では各校とも、息の合ったダンスで観客を魅了。久松中60人によるダンスは舞台いっぱいに広がった生徒たちがダンスフェスティバルグランプリの踊りで会場から大きな拍手を受けた。
また、宮古特別支援学校の生徒16人による手話ソングのほか、コント、現代風創作落語、書道パフォーマンスなど趣向を凝らした演目も訪れた人たちを楽しませ、文化祭を盛り上げた。
主催者を代表して同連盟の宮国敏弘会長は「舞台で頑張る生徒たちの姿を見て、感動し、大きな拍手を送って楽しいひとときを過ごしてほしい」とあいさつした。
そのほか、県宮古教育事務所の儀間裕芳所長、市教育委員会の川満弘志教育長も激励のあいさつを行った。
今回の舞台発表の内、来月8日に行われる県大会への派遣校は今後発表される。