生涯学習の機運高める/各講座の成果発表
福里さんに社会教育功労賞
第8回宮古島市生涯学習フェスティバル(主催・市教育委員会)は最終日の18日、市中央公民館で32団体による舞台発表などが行われた。子供会や婦人会、老人クラブなどが伝統芸能などを披露し、生涯学習への機運を高めた。城辺学区婦人会長の福里ますさん(64)=城辺字西里添=を社会教育功労者として表彰した。
舞台発表の午前の部は、公民館講座
の受講生らが、琉球舞踊やクラシックギター、三線、社交ダンスなどを伸び伸びと発表。午後は社会教育関係団体による演目が披露された。
社会教育功労者の表彰式では、川満弘志教育長が福里さんに賞状を授与。あいさつで「自利利他の精神を自分の生活の中に生かしている気がする。今後とも自分の生活をますます充実させ、生き生きとした人生を過ごしてほしい」と祝福した。
福里さんは受賞のあいさつで「『恐れずに何事にも挑戦して』と励ましてくれたいとこや婦人会の皆さんのおかげ。でも一番支えてくれたのは主人で、忙しい私をいつも『行ってらっしゃい』と送り出してくれた」と紹介。その上で「受賞を機に、後輩のために何ができるか。私にできることをやっていきたい」と決意を述べた。
福里さんを推薦した市婦人連合会の島尻清子会長は「リーダーシップを発揮し、周囲をまとめる力は他の模範」と話した。
福里さんは、当時の城辺町子ども会副会長や西東婦人会長、民生委員などを歴任。2005年から西東自治会長、08年から城辺学区婦人会長をそれぞれ務めている。
生涯学習フェスティバルは「学び育てる文化のまち みゃ~く(宮古)」をテーマに17、18の2日間、各団体の活動状況などの展示や体験コーナー、舞台発表などを開催した。