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2010年6月23日(水)16:12
今月中の開催見送る/肉用牛臨時競り 市長が県の方針報告
下地敏彦市長は21日の市議会一般質問で、肉用牛の臨時競りが6月下旬に開催される方向で検討されているとした答弁について22日、「口蹄(こうてい)疫に感染する可能性のある家畜を飼育している農家の合意形成が得られ次第、開催ということになった」と述べ、6月中での開催は見送るとした県の方針を報告した。
下地市長は、「21日午前に農協中央会、JA、県農水部などの関係機関が競り開催へある程度の合意はしたものの同日午後になって、養豚農家が非常に不安感を持っているという情報が県に寄せられた」と説明。「牛、豚、山羊などの家畜を飼育している地域の合意形成をもう一度確かめてくれと知事から指示があった」と報告した。
市の口蹄疫の防疫対策をただした西里芳明氏へ関連として答弁した。