教育・文化 社会・全般
2010年6月22日(火)16:15
「弁当、おいしい~」/上野中で弁当の日 自ら作り、感謝の心を育成
県と宮古島市の教育委員会から食生活に関する教育実践研究校に指定されている上野中学校で21日、弁当の日が実施された。生徒たちは自ら作った弁当を食べて、毎日の食事を作ってくれるお母さんに対する感謝の心をはぐくんだ。
同校では毎月第3月曜日を「弁当の日」に設定。102人の全校生徒が自ら調理することで地産地消に対する理解を深め、母親と台所に立つことで親子のきずなを深めている。
生徒たちは給食とは違う雰囲気を楽しみながら昼食を食べた。男子はご飯をどっさり入れた弁当、女子はきれいに盛り付けられた弁当を味わっていた。
3年生の渡真利優輝君はカツ丼の弁当を持参した。おいしそうに食べながら「毎日のご飯を作るお母さんの大変さが分かった」などと感謝。その上で「自分で作る弁当はおいしい」と笑顔で話した。