飲酒運転の怖さ実感/りゅうせきネットワーク
疑似体験で啓蒙
飲酒運転の怖さを知ってもらおうと、りゅうせき宮古支店(我那覇薫統括支店長)は2日、市内の三和自動車学校、宮古島署、宮古島地区交通安全協会の協力を得て同校で飲酒運転根絶啓蒙イベントを実施した。宮古りゅうせきネットワーク社員のうち4人が飲酒運転疑似体験を行い、飲酒運転の危険性を実感した。参加者全員で飲酒運転根絶を宣言した。
我那覇統括支店長は「宮古りゅうせきネットワーク社員は、交通ルールを順守し、飲酒運転根絶に積極的に取り組んでいく。今日の実技と講習をしっかり受けて飲酒運転の怖さ、また法律的社会的ペナルティーを再確認し、飲酒運転根絶啓蒙に積極的に取り組んでいこう」とあいさつした。
同校の教室では、4人に泡盛やビールを飲ませた後、検出器で計って飲酒の量を検出した。日ごろから酒を飲める人と飲めない人との個人差があり、酒量が少ないでも酒酔いしていた。飲酒後、仮眠を取る人と取らない人に分けた。
飲酒運転疑似体験では、車をバックで車庫に入れかけた時にポールにぶつけた。体験者は物損事故を知って驚いていた。また体験者らには、急ブレーキを掛けたりスピードの出し過ぎなどが見られた。
体験した砂川輝和さんと野原用喬さんは「知らないうちにスピードが上がり怖かった」と感想を話した。
りゅうせきエネプロの平良勝也副支店長(代読)が、酒を飲んだら運転しない▽運転する人に酒を勧めない▽酒を飲んだ人に運転させない▽酒を飲んだ人の運転する車に同乗しない▽翌日の運転に支障が出るような深酒はしない(二日酔い運転の禁止)▽ハンドルキーパー運動を広げる-と飲酒運転根絶を決意表明した。