友利さんら受賞を報告/長年の活動評価
県文化協会賞受賞の3人
宮古島市文化協会の大城裕子会長らが3日、市平良庁舎で下地敏彦市長に2012年度県文化協会賞で功労賞を受賞した友利吉博さん、奨励賞を受賞した下地暁さんと団体賞を受賞したサンゴ礁ガイドのなかまたちの代表友利博一さんの受賞を報告した。
下地市長は「皆さん本当に長い間活動されてきた。表彰はむしろ当然ともいえることだと思う。本当におめでとうございます」と受賞者をたたえた。
友利吉博さんは「市文化協会は古く、県内で3番目に設立された。方言大会なども宮古島からその文化を発信してきた」と話した。
下地さんはクイチャーフェスティバルに関し「創作クイチャーなどを取り入れ、間口を大きくして、伝統への橋渡しができればと思っている」と述べた。
また、友利さんは「手探りで始めた団体。この受賞を機にさらにサンゴの保全に力を入れていきたい」と喜びを語った。
受賞報告には市文化協会の下地昭五郎副会長、サンゴ礁ガイドのなかまたちの顧問を務める梶原健次さんが同席した。
県文化協会賞の授賞式は11月12日、名護市民会館で行われた。