12億8871万円の補正計上/12月市議会7日開会
宮古島市議会の議会運営委員会(上地博通委員長)が4日、市役所平良庁舎で開かれ、市議会12月定例会の期日を12月7日から21日までの15日間とすることを決めた。同委員会終了後、議会全員協議会で市当局による議案説明が行われ、12億8871万円を追加する一般会計補正予算案など、12月定例会に提出する28議案が説明された。
12月定例会へ提出されるのは、予算案7件、条例案5件、議決議案14件、報告1件、諮問1件。
一般会計補正予算案の主な歳出は財政調整基金積立金6億8126万2000円、パブリックゴルフ場企業債繰上償還4億736万円、自立支援給付事業1億1451万8000円、生活保護扶助費9785万8000円、予防接種事業2347万7000円、法人保育所運営扶助費1568万6000円など。
条例案では、全期前納報奨金制度廃止に伴う市税条例の一部改正、上野トロピカルフルーツパークを指定管理者に管理させるための条例、イムギャーマリンガーデンの施設使用料を設定するための一部条例改正などが提案される。
議決議案では、来間島の民家に太陽光発電設備を設置する「市民連携型太陽光発電整備事業」と久松小学校屋内運動場改築工事の請負契約や、バイオエタノール製造施設と保良泉ビーチ、前浜海浜広場、サシバリンクス伊良部の指定管理者を指定する議案などを提案。報告では、衆議院解散に伴う衆議院議員選挙実施のための経費1830万4000円を専決処分で補正したことが報告される。
12月定例会は、7日に開会し議案の上程や提案理由の説明などが行われ、10日には議案に対する質疑を実施。11~13日は総務財政、文教社会、経済工務の常任3委員会で付託議案の審議、14日と17~20日の5日間で一般質問を行い、21日の最終本会議で上程議案の採決を行う。