高里智樹が総体出場/陸上南九州大会 男子棒高跳で4位
美ら島沖縄総体2010の出場権を懸けた陸上の南九州大会は18日、県総合運動公園で行われた。男子棒高跳びで高里智樹(宮工3年)が4㍍10の記録で4位に入り、初の総体出場を決めた。高里は「最後のチャンスだったので決まってうれしい」と喜びを語り、「全国のレベルは高いが練習を重ねたい。本大会で1本取る(成功)ことに集中する」と意気込んだ。
高里は3㍍80、4㍍00、4㍍10をそれぞれ一発クリア。4㍍10を成功したのが4人となり、6位以内が確定。総体出場が決まった。
その後の4㍍20では3回とも失敗し、「出場が決まって気が抜けた。集中し直したが最後はバーの選択をミスした」と振り返った。
高里は「力はついている。全国のスタートは4㍍50から。15フィートのバーを使いこなし、記録を残せるように頑張りたい」と抱負を述べた。
男子5000㍍の瑞慶覧伸哉(宮高1年)はスタート直後に転倒するアクシデントに見舞われ、16分23秒27で20位となった。女子砲丸投げの川満愛莉(宮高1年)は8㍍20で23位だった。
17日には男子走り高跳びが行われ、下里佳也(宮高2年)が1㍍85で8位、上原晋之助(宮工2年)は1㍍80で13位となり、ともに総体出場には届かなかった。