産業・経済
2012年12月8日(土)9:00
反収226㌔達成に決意/13年産葉タバコ
下地地区で播種式
下地地区の2013年産葉タバコの播種式(主催・下地葉たばこ振興会)が7日、下地葉たばこ育苗ハウスで行われ、農家や関係者が豊作を祈願した。今期は31戸の農家で、総販売額6億円を目指す。
あいさつで与那覇正明振興会長は、10㌃当たりの収量目標226㌔、同販売額45万円を明示。その上で「収量にばらつきのある産地は発展しない」と述べ、各農家の収量目標達成を促した。
岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は、12年産の品質はキロ単価2055円と過去最高だったものの、収量が193㌔と目標を下回ったのが課題に残ったと指摘。「今期は肥培管理を徹底して目標以上の収量を確保し、所得向上を目指していただきたい」と期待を込めた。
与那覇会長や来賓の伊波孝市JAおきなわ宮古地区営農振興センター長らが種をまき、13年産葉タバコ栽培のスタートを祝った。
苗の植え付けは来年1月下旬、収穫は3月下旬から始まる。