サッカーの楽しさ再発見
プロ選手がちびっ子指導/FC琉球
FC琉球のサッカー教室が8日、市多目的前福運動場で始まった。幼稚園から2年生まで約100人の子どもたちが参加し、宮古島市出身の上里琢文選手ら憧れのプロサッカー選手から直接指導を受けてサッカーの楽しさを体験した。教室はきょう9日まで。
同教室は、県の2012年度スポーツ・ツーリズム戦略推進事業の一環で実施されている。トップアスリートと触れる機会が少ない離島の子どもが対象で、事業委託を受けたFC琉球の選手が県内の各離島で教室を開催。県内スポーツの振興ほか、観光とリンクさせるスポーツ・ツーリズムに対する理解を深めることなどが狙いだ。
開会式で市市民スポーツ課の根間博信課長は「プロの選手が指導してくれる機会はなかなかない。プロの動きを見ながらサッカーの楽しさを学んでほしい」と子どもたちに呼び掛けた。
この日の教室に訪れたのは上里選手をはじめ國仲厚助、砂川太志の各選手と豊島幸一コーチら。会場には子どもたちの父母らも多数来場した。
レッスンに入ると子どもたちは笑顔いっぱい。豊島コーチの指示に従いながらサッカーの楽しさを一から学んだ。最後は子どもたちがゲームを行い、上里選手らプロ選手のアドバイスを受けながら懸命にボールを追いかけていた。