09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
政治・行政
2012年12月12日(水)9:00

機能充実強化へ/市海業センター

機器類など取り替え/宮古地区栽培漁業推進協議会


2012年度歳入歳出予算などを承認した委員会=11日、市内のホテル共和

2012年度歳入歳出予算などを承認した委員会=11日、市内のホテル共和

 宮古地区栽培漁業推進協議会・委員会(会長・下地敏彦市長)が11日、市内のホテルで開かれ、2011年度事業報告並びに歳入歳出決算書など2議案を全会一致で承認した。下地市長は、狩俣地区にあるタイワンガザミなどの種苗生産・中間育成施設の市海業センターについて「今後一括交付金を活用し、古くなった機器類や備品類を取り替え、機能を充実したい」と決意を新たにした。


 11年度事業による放流・配布実績は、タマン(ハマフエフキダイ)の幼魚が1万2000匹(計画に対する達成率100%)、タイワンガザミの稚ガニ約20万6000匹(同82%)、シラヒゲウニの稚ウニ約4万6000個(同115%)、ヒメジャコの稚貝約3万5000個(同35%)。

 11年度決算では、142万円を次期繰り越し。12年度予算は、歳入歳出ともに545万円となっている。
 同協議会は、3漁協(伊良部、宮古島、池間)の負担金・分担金などで運営されている。11年度までの未納額は、池間漁協が計640万円、宮古島漁協計130万円。池間漁協側は分割支払い、宮古島漁協側は一括払いの意向を示した。

 同協議会は、宮古地区における栽培漁業の構想および栽培計画の策定を行い、栽培漁業の円滑なる推進および漁場の管理方式の確立を図り、漁業生産の安定および増産を図るのが目的で、1982年に設立された。小学生を対象にした放流体験を実施しているほか、中学生の職場体験、児童生徒の見学・視察を受け入れている。

 昨年10月に鳥取県で開催された第31回全国豊かな海づくり大会では、資源管理のための禁漁区設定などの活動が高く評価され水産庁長官賞を受賞した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!