生涯学習の成果発表/多良間村公民館まつり
【多良間】第24回公民館まつりが15、16の両日開催された。中央公民館は来年コミュニテイー施設として改築される予定で現在の公民館での開催は今回が最後となった。
オープニングセレモニーが公民館前で行われ、中学2年生の合唱と幼稚園児の演舞で幕を開けた。
展示コーナーでは公民館各種教室の成果として書道や折り紙、草月流生け花などの作品が数多く展示された。
2階ホールでは県立総合教育センター理科研修班によるおもしろ科学教室が行われ、子供たちがスライム作りなどの実験に挑戦した。
屋外のバザーコーナーでは素潜り愛好会の魚や、婦人会と農漁村生活研究会の呉汁、かき揚げ、青年会のおでん、EM研究会のEM液などがテント内で次々と販売された。小、中学校ボランテイアは、不要品販売を頑張った。
午後の舞台発表では、公民館教室やサークルなどで練習を重ねた各種団体が成果を披露した。
夜の部では、人権啓発講演会として、デイアマンテスのボーカルアルベルト城間さんが講演とコンサートを行った。日系3世としてペルーから26年前に来日し、「ガンバッテヤンド」と励まし合いながら仲間と支え合ったこと、音楽を通し国や世代を超え心がつながることを伝えた。
「祭りがあるということは平和であるということ。お年寄りもこどもも一緒にこのような行事ができることがとてもいいこと」と話した。
「勝利の歌」や「片手に三線を」、「龍神マブヤー」などのヒット曲を披露し、会場は手拍子、アンコールで大いに盛り上がった。