「来年11月8日までに着工」/一般質問で市長
トゥリバーでのホテル建設
平良港コースタルリゾートトゥリバー地区で計画されているホテル建設について、下地敏彦市長は18日、「2013年11月8日までに着工、16年までに営業開始となっている」との企業側との合意内容を明らかにした。開会中の市議会12月定例会一般質問で垣花健志氏の質問に答えた。
ホテル建設用地は、07年11月に特定目的会社SCG15(東京都)に40億円で売買された。当時は2年以内に着工、5年以内に営業開始する予定だったが、08年12月に経済情勢の悪化で着工と営業開始をそれぞれ2カ年間延期することになった。
下地市長は答弁で「その後、11年3月に発生した東日本大震災で想定しえなかった経済状況により、さらに2年間の延長申し入れがあった。経済状況を勘案し、延期についての合意をした」と述べた。
当初計画では180億円を投じ地下1階、地上8階建てのホテルを建設する。
下地市長は「ホテル建設は契約しているのがSCG15特定目的会社だが、具体的な建設は(米国系の不動産投資会社の)セキュアード・キャピタル・ジャパン(東京都)が窓口になって行うことになっている。建設計画は施設規模が延べ床面積1万1500坪、客室総数は約300室、運営は外資系のホテルオペレーターが行うことになっている」と述べた。富永元順氏への答弁。