全国エコデン 宮工準V/バッテリー部門 ワイパーモータークラス
技術デザイン賞も受賞
全国の高校生が製作した電気自動車で走行距離を競う「2012全国エコデンレース」(主催・全国自動車教育研究会」がこのほど、大阪府で開かれ、3部門に参加した宮古工業高校(多良間勉校長)がバッテリー部門ワイパーモータークラスで準優勝、充電池部門では車体が高く評価され技術デザイン賞を受賞した。バッテリー部門一般モータークラスは9位。多良間校長は、生徒たちの活躍をたたえ、図書カードを贈った。
同大会は、自動車交通におけるクリーンエネルギーの探究とその有効利用が目的。同校は2004年大会から同ワイパーモータークラスで5連覇を果たしている。
参加した生徒は、同部門ワイパーモータークラスが電気情報科の長濱誠君(3年)、川田大貴君(同)、砂川和也君(2年)、濱口竜一君(1年)。技術デザイン賞は、同科1年の友利惇平君、友利幸太君、宮国諒君が受賞。同部門一般モータークラスが同科の兼島尚吾君(3年)、具志堅龍星君(2年)、自動車機械システム科の与儀栄輝君(1年)。同校では、参加人数が少なかったことから、1人が2部門に参加したりした。
部長の兼島君とドライバーを務めた長濱君は「大会には雨が降り、コンディションは悪かった。チームワークで良い結果を残した。今後も新しい車体作りに挑戦したい」と意欲を見せた。