指定管理者を決定/サシバリンクス
宮古島市議会(平良隆議長)12月定例会は20日、最終本会議を開き、2012年度一般会計補正予算案など当局提案の計21議案を可決して閉会した。これに伴い複数の施設の指定管理者が決定。市サシバリンクス伊良部は平良下里の大樹環境開発合資会社、市バイオエタノール製造施設は東京都中央区の日本アルコール産業を指定する。
本会議では総務財政、文教社会、経済工務の各委員会の審査結果を踏まえて審議し、それぞれ全会一致で原案通りに可決した。
補正予算は既定の歳入歳出予算の総額に12億8800万円を追加し、歳入歳出予算をそれぞれ380億2600万円とした。そのほか国民健康保険事業など計6件の特別会計補正予算案を可決した。
市民連携型太陽光発電整備事業や久松小屋内運動場改築工事にかかる工事請負契約案件も認めた。
指定管理者関連議案は4件。市バイオエタノール製造施設、サシバリンクス伊良部のほか、市保良泉ビーチは平良下里のアイランドワークス、市ふれあいの前浜海浜広場は下地与那覇のアクアマリン宮古島を指定することが決まった。
サシバリンクスの指定管理者案件では複数の議員が質問。「市の売却方針に変わりはないのか」などと聞いた。総務財政委員会の嘉手納学委員長が市の売却方針に変わりがないことを説明して理解を求めた。
そのほか▽学校用務員完全配置のための陳情▽教職員の過重労働を軽減し、児童・生徒の学習指導に力を注げるようにするための陳情▽スクールソーシャルワーカー活用事業に関する要望-を継続審査とした。