受章は島の喜/各界のリーダーら集い盛大に祝う
上地さんの旭日双光章を祝う会
上地安増さん(82)の旭日双光章を祝う会(祝う会発起人会主催)が14日、市内のホテルで開かれ、島内外から各界のリーダーら200人余りが集い盛大に受章を祝った。
上地さんは産業振興功労で今春受章した。宮古観光協会の会長や沖縄宮古商工会議所の副会頭などを歴任し、宮古の産業発展に尽力した。
発起人を代表して宮古島商工会議所の中尾英筰会頭は「宮古のために頑張ってきたと感服する。受章はみんなの、そして島の喜びとして心からお祝いしたい」と述べた。
上地さんは「受章以来、多くの祝意をいただきありがたい。叙勲の知らせを聞いたときは驚き、身分不相応ではないかと戸惑ったが、少しでも後輩のためになればと受章することにした。受章は長年にわたる皆さんからのご指導のおかげと深く感謝している」と受章の喜びを語った。
下地敏彦市長は「宮古の経済、スポーツ振興などいろいろな分野で頑張ってきた。経済界を代表する上地さんの受章、本当におめでとうございます」と祝辞を述べた。
沖縄宮古法人会の真栄城宏会長の音頭で上地さんの受章を祝し乾杯した。
舞台ではかぎやで風や琉舞などが披露され、上地さんの健康と今後の活躍を祈念した