横浜FC/宮古島キャンプスタート 19日まで前福運動場
カズ、大黒ら笑顔で来島/空港で盛大に歓迎式典
サッカーJリーグ2部(J2)の横浜FCの宮古島ミニキャンプが14日、スタートした。午前10時ごろ宮古空港到着した選手、スタッフを宮古サッカー協会の関係者や花園幼稚園の園児らが盛大に出迎えた。歓迎セレモニーで同協会の松川英世会長は「現在、ワールドカップサッカーが開催中で世界中がサッカー一色となっている。私たちも精一杯皆さんのお手伝いをするので後半戦に弾みを付けて来期はぜひJ1に昇格してほしい」とあいさつした。
歓迎セレモニーでは花園幼稚園の園児45人が元気な踊りで選手、関係者を歓迎。また、メッセージ入りの手作り王冠と宮古島産ゴーヤーを選手たちにプレゼントした。
また、主将の三浦知良選手と岸野靖之監督に平良第一FC,マティダ東FC、沖縄宮古南FC、宮古北SCの主将から歓迎の花束が贈呈された。
歓迎のあいさつでは、久松FCの陸真仁主将が「宮古島のサッカーキッズは皆さんと会えるのを楽しみにしていた。サッカースクールではプロの技術とサッカーの楽しさを教えてほしい」と述べた。
盛大な歓迎を受けた岸野監督は「このキャンプでさらにチーム力を強化して残りの20試合すべて勝って結果を出したい」と、J1昇格に意欲を示した。
そのほか、横浜FCのマスコット「フリ丸」も登場し、宮古島市のイメージキャラクターの「み~や」と一緒にセレモニーを盛り上げた。
セレモニー終了後、午後4時から選手たちはキャンプ初練習を前福多目的運動場で行い、ランニングやボールを使ったトレーニングで汗を流した。
キャンプ期間中は、前福多目的運動場や前福室内運動場で毎日トレーニングを行うほか、17日はホテルアトールエメラルド宮古島で歓迎会。18日には選手たちの学校訪問も予定している。
そのほか最終日の19日は横浜FCと宮古高校の交流試合やサイン会、サッカースクールなどが行われる。