新年の決意力強く/宮古PTA連主催
248人出来栄え競う/全宮古書き初め競書大会
第32回全宮古小・中学校書き初め競書大会(主催・宮古地区PTA連合会)が6日、平良第一小学校体育館で行われた。児童生徒248人が参加し、書を通して新年の決意を新たにした。審査の結果、奥浜主梨さん(南小1年)ら9人が金賞を受賞した。
開会式でPTA連合会の狩俣勝紀会長は「新年を迎えた。それぞれの思いを筆に込めて良い書き初め大会にし、今年を実り多い年にしてほしい」と呼び掛けた。
審査委員長の親泊宗二さんは「皆さんの作品は厳正に審査する。これまで練習してきた成果を発揮して作品を仕上げてほしい」とあいさつした。
この後、児童生徒たちは一斉に練習を始め、学年ごとに与えられた課題の文字を丁寧に書き上げた。
清書の時間になると児童生徒たちは緊張した面持ちとなり、真剣な表情で書と向き合いながら一筆一筆に新年の決意を込めた。
砂川桜子さん(平良第一小2年)は「まあまあの出来だった。完成した3枚中、2番目の作品が良かったのでそれを評価してもらいたい」と話した。
来間太陽君(西辺小4年)は「書道はとても楽しい。作品は普通くらいの出来。これからも大好きな書道を続けていきたい」と笑顔になった。
競書の後、審査員の親泊さん、下里真智子さん、大城菜々美さんが全作品の審査を行い、学年ごとの受賞作品を決めた。
PTA連合会の書き初め競書は毎年の恒例。書を通して新年の決意を新たにさせることが目的。