産業・経済
2013年1月9日(水)9:00
冬の味覚ウブシュウ/伊良部
尖閣漁場で1・3㌧水揚げ
冬の味覚、ウブシュウ(和名スマ、サバ科)が8日、佐良浜漁港に約1・3㌧水揚げされた。伊良部をはじめ平良港で直売され、買い物客らが脂が乗ったウブシュウを買い求めていた。
伊良部漁協(友利義文組合長)所属の漁船「喜翁丸」(9・9㌧、漢那一浩船長、乗組員6人)は6日、同漁港を出港した。片道約8時間かけ尖閣諸島の漁場に到着。一本釣りでウブシュウを釣り上げた。8日早朝、戻ってきた。ウブシュウの重さは3~4㌔。キロ当たり800円で販売された。
40代の男性は「ウブシュウは今が旬。脂が乗って、とてもおいしいよ」と語り、2匹買った。
ウブシュウ漁は、旧正月(新暦2月10日)に向け本格化する。