市長選、あす告示/下地氏の無投票再選か
任期満了に伴う市長選はあす13日に告示され、20日投開票される。これまでに現職の下地敏彦氏(67)が出馬を表明しており、同氏が無投票で再選される可能性が高い。立候補届出の受け付けは午前8時30分~午後5時まで、市役所平良庁舎6階会議室で行われる。午後5時までに、下地氏のほかに立候補の届け出がなければ市町村合併後初の無投票となる。
市選管では無風状況であるため、入場券の発送は現在行っていない。ただ、選挙の可能性も視野に、入場券など発送の準備を進めている。
期日前投票は告示翌日の14日から、旧市町村旧庁舎5カ所で行われる。時間は平良庁舎が午前8時30分~午後8時まで。城辺、下地、上野、伊良部の各庁舎は午前8時30分~午後5時までとなっている。
選挙人名簿登録者数(12日現在)は4万3022人(男性2万1206人、女性2万1816人)となっている。
市長選を巡っては、市議会野党議員連絡会(新城元吉会長)が10日に「日数的に余裕がない」などを理由に、統一候補の擁立断念を正式に発表した。
同連絡会は当初、市議会野党最大会派の21世紀新風会(池間豊代表)などを含めた計11人で構成していたが、同会が現職の下地氏の支持を表明したことから、5人で新体制を設立。市民ら約30人で組織する「明るい宮古島をつくる会」と一緒になって候補者の擁立を模索していた。