下地氏が無投票再選/市長選
公約の着実な推進へ/2期目スタートに決意
任期満了に伴う宮古島市長選は13日に告示された。2期目を目指す現職の下地敏彦氏(67)=無所属、自民、公明推薦=以外に立候補の届け出が無く、下地氏が無投票当選を果たした。市長選の無投票は2005年の市長村合併後初めて。下地氏は、今回の選挙に当たり、「市民とともにさらに前へ」をキャッチフレーズに掲げ、一括交付金の効果的活用や市総合庁舎の建設計画の推進、図書館・公民館の建設などを盛り込んだビッグプロジェクトの推進、子育て支援や人材育成の推進、雇用拡大の促進など10項目の公約を示した。
下地氏は前回の選挙と同様、自民と公明の推薦を受けたほか、市議会与党議員団、県建設業協会宮古支部、宮古島建設産業連絡協議会、宮古経済青年有志会、自治労連市職員労働組合など、幅広い組織や団体から支持を受けた。
前回選挙では、別の候補者を支持した市議会野党最大会派の21世紀新風会からも支持を受け、市議会野党議員連絡会が対抗馬の擁立を見送ったことから無投票当選となった。
下地氏は「掲げた21の政策を着実に推進していきたい」と2期目に向け抱負を語った。
下地氏の無投票当選を受け、市選管は21日の選挙会で当選人を決定し同日に告知及び公示する。当選証書の付与式は22日に平良庁舎6階会議室で行う。