「環境モデル都市」で意見交換/内閣府 槌谷審議官が来島
内閣府の槌谷裕司大臣官房審議官(沖縄政策)が8日、環境モデル都市としての計画進ちょく状況確認のために来島。エタノールプラントを見学したほか、長濱政治副市長らと意見交換を行った。
同日午後、宮古空港へ到着した槌谷審議官は、今年2月に下地の沖縄製糖東隣り完成した大規模エタノール生産プラントを見学。その後、市役所平良庁舎を訪ね、環境モデル都市アクションプランの進ちょく状況や、市の環境行政などについて、長濱副市長らと意見を交わした。
市の取り組みについて、担当課から説明を受けた槌谷審議官は「最近はエコツーリズムが注目されている。早くからエコアイランド宣言を行った宮古島が先端的な場所として注目されるようになれば、観光業のポテンシャルは高まる」との考えを示した。
市ではエコをうたったイベントを多数、行っていることを説明する長濱副市長に対しては「これからは情報発信が大事。宮古に来れば環境に優しいことができることPRして」と助言を送った。
槌谷審議官の宮古滞在はきょう9日までで、午前中には池間島の視察を予定している。