産業・経済
2013年1月18日(金)9:00
上地さん中央会、楚南さん県知事表彰/12年度県たばこ組合表彰式
宮古5団体、15人受賞
【那覇支社】県たばこ耕作組合(砂川榮一組合長)の2012年度表彰式典が17日、那覇市内のホテルで開催され、県内の優良総代区6団体と優良耕作者など21人を表彰した。宮古地区からは5団体と個人15人が表彰され、前年度に引き続き葉タバコ生産の県内最優良地を誇った。全国たばこ耕作組合中央会表彰には上地賢次さん。楚南竹芳さんが県知事表彰を受けた。団体では新高総代区が県農林水産部長表彰を受賞した。
式典で主催者あいさつした砂川組合長は、12年作葉タバコは成長期に干ばつや強風などの気象状況に恵まれず、目標収量に達しなかったことを述べ、「皆さんの努力によって原料の信頼性確保、良質葉生産に向けた作柄の改善も着実に成果として表れてきている。今後とも意欲をもって生産に取り組んでほしい」と受賞農家を激励した。
受賞者を代表して全国中央会表彰を受賞した上地さんが「農業経営者として収量安定確保と良質葉生産を目指し、産地リーダーとして地域の仲間と連携しながら夢のある葉タバコ生産を目指したい」と抱負を述べた。