産業・経済
2013年1月19日(土)9:00
マンゴーの花、開花
平年より早め「豊作の番」
2013年産マンゴーの花が咲き始めた。高野果樹農業生産法人のハウスでは約6割の枝に蕾が付き、約1割に花が咲いた。同法人の職員は「今期の開花進行状況は平年より3週間ほど早い」と話す。
満開は3月上旬を見込む。収穫は6月下旬に本格化し、7月末ごろ終了する。
県宮古農林水産振興センター農業改良普及課によると、出蕾や開花状況はハウスによってばらつきがあるものの、全体的には平年より少し早い。
今期の気象は昨年10、11月の気温が平年より低く、開花に良い条件という。前期は11月中・下旬の気温が高かった上に2、3月の日照不足も影響し開花率は3割に低下。生産量は294㌧と.前期比半減の大不作となった。
マンゴーは不作の翌年は、豊作になる傾向があるため、今期は「豊作の番」と期待されている。