川満は３位

ライトフライ級Ａパート準優勝の比嘉大吾（左）とピン級Ｂパート３位の川満俊輝＝28日、宮古空港

　ボクシングの全九州高校新人大会は27日、熊本県立総合体育館で各級の決勝を行い、ライトフライ級Ａパート沖縄代表の比嘉大吾（宮工２年）は熊本九州学院の堤聖也と対戦し７－９の２ポイント差で惜しくも敗れ準優勝となった。ピン級Ｂパートの川満俊輝（同）は３位入賞を果たした。

　28日に帰島した比嘉は、宮古空港で行われた報告会で「１ラウンド（Ｒ）から打ち合いとなって序盤は相手の手数が多かったが２Ｒ、３Ｒは自分の方が巻き返したと思う。しかし、１Ｒの差を詰められなかった。相手は全国３位の選手だが次は絶対に勝てると思う」と述べ、さらなる飛躍を誓った。

　準決勝で小差の判定負けとなった川満は「ポイントは同点だったので負けたのは悔しい。気持ちの面で相手の方が上回っていたと思う。今は気持ちの面でも強くなっているので次回は絶対に勝ちたい」と話した。

　知念健次監督は「全国レベルの選手と互角に戦うことができた。九州の軽量級はレベルが高いし、比嘉の決勝は相手の選手のホームで応援もすごかった。それでも全国３位の選手と２ポイント差なので次につながると思う」と語った。