サイクリングで自然満喫/第3回ツール・ド・宮古島 270人参加
第3回ツール・ド・宮古島2010(主催・宮古島市ほか)のサイクリングの部が5日、下地公園前をスタート、フィニッシュ地点として行われた。60㌔の部に 76人、100㌔の部に194人の計270人のサイクリストが参加。それぞれが宮古の風を感じ、景色を眺めながら、思い思いのペースで島を巡った。
午前中から青空が広がったツール・ド・宮古島の初日は、気温27度を超える暑さの中、スタートを迎えた。参加者へ「ようこそ、ツール・ド・宮古島へ」と歓迎のあいさつをした長濱政治副市長は「宮古の風となって、自然を満喫し、サイクリングを楽しんで」と呼び掛けた。
100㌔の部は正午、60㌔の部は午後0時5分にスタート。100㌔の部は下地公園前を出発後、来間大橋を経由して国道390号に入り、パイナガマビーチ前などを通って北上。池間島を1周した後、宮古北海岸方面から東平安名崎、イムギャーマリンガーデン、うえのドイツ文化村前を通って下地公園へ。60㌔の部は来間島へは渡らず、国道390号を上野、城辺方面へ。宮古製糖城辺工場手前で北へルートを変え、中休を通って北海岸沿いへ出て、100㌔のコースに合流した。
笑顔でスタートした参加者たちは、自己記録更新や完走など、それぞれの目標を目指し、ペダルをこいだ。来間大橋や池間大橋、東平安名崎などでは、宮古の海の美しい景色に思わずバイクを止め、記念撮影を行う参加者も多く見られた。
コース上に計8カ所設置されたエイドステーションでは、水分だけでなく果物や黒糖などでエネルギー補給しながら、参加者同士でコースコンディションを確認したり、「風がなく、走りやすい」など感想を語っていた。
100㌔、60㌔を走破し、フィニッシュゲートをくぐる時には、両手を上げたり、ガッツポーズなどをして喜びを表現していた。
きょう6日は午前7時に100マイル(160㌔)、同7時10分には100㌔のロードレースがスタートする。