11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2013年2月1日(金)9:00

横浜FCにオフセット証明書/カーボンオフセット制度

CO2削減を確認/市と環境活動で連携


横浜FCの宮本さん(左)にカーボンオフセットの証明書を授与する下地市長=31日、市前福多目的広場

横浜FCの宮本さん(左)にカーボンオフセットの証明書を授与する下地市長=31日、市前福多目的広場

 宮古島市の下地敏彦市長は31日、プロサッカーチームの横浜FCに、カーボンオフセットの証明書を授与した。横浜FCの選手やスタッフが、東京羽田-宮古間を飛行機で移動した際に発生したCO2(二酸化炭素)排出量を、宮古森林組合と日産レンタリース沖縄のCO2削減活動で埋め合わせたことを両者で確認した。今後、両者は協力関係を維持しながら環境活動を展開する。


 カーボンオフセットは環境省、経産省、農水省が合同で取り組む制度で、CO2を排出する活動を削減する活動でオフセット(埋め合わせる)し、この活動を通して国民のCO2削減意識を高め、全体の排出量を抑えるという仕組みだ。

 今回、横浜FCの選手らの移動で排出されたCO2は22㌧。この排出量を宮古森林組合の植樹および育林活動で削減した10㌧と、日産レンタリース沖縄の電気自動車によって削減した12㌧を合わせて相殺、埋め合わせたことを確認した。

 これを受けて、横浜FCは今後、ホームページなどを使って宮古島市のCO2削減活動を支援する。

 下地市長は「宮古島市は環境モデル都市として、CO2をなるべく減らそうと取り組んでおり、今回の横浜FCの協力は本当にありがたい」と述べ、これらの活動を通してCO2削減意識が一層高まっていくことに期待を込めた。

 証明書を受けて、横浜FCチーム統括部強化部長の宮本和弥さんは「カーボンオフセット制度を通して宮古島市と協力関係になることは何かの縁」と話し、宮古島市とともにカーボンオフセット制度を推進していく考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!