宮高女子が初優勝/県高校新人駅伝
宮國、砂川が区間賞
駅伝の第20回県高校新人大会が1日、今帰仁村総合運動公園付帯公認マラソンコースで男子、女子ともに5区間21・0975㌔で行われ、宮高女子が1時間22分1秒で初優勝した。宮高女子は全員が区間2位内の走りで快走、2位のコザに1分20秒以上の差をつけて優勝した。一方、宮高男子は4位だった。
宮高女子は、最長区間となる1区6㌔を仲宗根明香里が力走。22分44秒の区間2位の走りで流れを呼び込んだ。勢いそのままに2区の下地文音も快走、ここでトップに躍り出た。
その後は3区宮國実香子とアンカー砂川このみが区間1位の走りを見せ堂々の初優勝を飾った。2位はコザ、3位は名護だった。
真栄田義尚監督は「今回の大会は、優勝を狙える絶好のチャンスだったので優勝できてうれしいし、安心した」と喜んだ。「総合的に5人全員で勝ち取った優勝だが、自分も選手もタイムには納得していない。今後、長い距離を安定して走れる選手を増やして層を厚くすれば県のトップ争いを継続できる」と話した。
宮國実香子主将は「優勝できてうれしいけど、記録が悪い。1時間20分を切ることが目標だったので、これをオーバーしたことがとても悔しい。1時間17分台で走れるようにさらに練習したい」と話した。
一方、宮高男子は、1区6㌔で香村大貴が18分42秒で区間1位。2区の伊佐孝明も区間3位でトップをキープしたが、3区以降に失速。コザ、北山、知念にかわされ4位に終わった。優勝したコザのタイムは1時間9分17秒。宮高は1時間11分25秒だった。
與那嶺芳和監督は「逃げ切りを狙ったが1人けがで出場できなくなったことが響いた。ただ、まだ力がないということ」と話した。