活動成果を舞台で発表/ゆいみなぁフェスタ
感性輝く作品展も
市働く女性の家(砂川道子館長)の2012年度「ゆいみなぁフェスタ」が2日、開催された。同館を利用するサークルやグループが短歌や俳句、書道、手芸作品など日ごろの活動の成果を発表。会場には大勢の市民が訪れて女性たちの輝く感性に触れ、舞台発表も楽しんだ。
ゆいみなぁフェスタは、同館利用者の交流や事業紹介、男女共同参画社会の実現に向けた情報提供などを目的に開催している。
舞台のプログラムはヨーガやコーラス、3B体操、フラダンス、歌、琴演奏など多彩な内容。女性たちは、色鮮やかな衣装を身に付けて踊りや体操を披露した。母親たちのグループは、子どもをだっこしながら合唱。上原留美子さんは、プロの美声を響かせた。観客らは、元気いっぱいの発表に大きな拍手を送っていた。
男女共同参画社会を訴える川柳では「プロポーズ家事が得意と言い添える」「主夫となり料理番組録画する」-などの句を紹介。女性たちは、笑顔で見入っていた。
川田定子さんは「新春を祝うがごときやぶ椿わがやの庭に今年も咲けり」と詠んだ。60代の女性は「いつも目にしている風景を短歌にできるのがすごい」と感性の鋭さを評価した。
個性的で工夫を凝らしたエコクラフトやパッチワークも展示。「島紫芋のフルーツ煮」などの健康食メニューも注目を集めた。
砂川未来さんは子どもの書道作品と、同僚の踊りを見るために来場した。「女性たちの日頃の活動の成果に、触れることができた。感動する作品が多い。いい勉強になった」と感想を語った。