宮高女子凱旋、V報告/県高校新人駅伝
次の目標は「都大路」
駅伝の県高校新人大会で優勝した宮高女子駅伝部が2日夕、帰島した。空港には学校関係者が駆け付けて初めての優勝を祝福。「次は都大路(全国)を目指して頑張れ」と激励した。
宮高は1日、今帰仁村で開催された大会で優勝。全員が区間2位以内の走りを見せ、2位のコザに1分20秒以上の差をつけて初優勝を飾った。競争距離は5区間21・0975㌔。宮高の優勝タイムは1時間22分1秒だった。
空港に到着したメンバーは優勝旗を手に凱旋。宮國実香子主将から、祝福に訪れた前主将の中曽根紫都さんに優勝旗が手渡された。
宮國主将は「優勝旗を持ち帰ることができた。だけど都大路に向けて第一歩を踏み出したにすぎない。11月の県大会では絶対に全国の切符を手にしたい」と優勝の喜びもつかの間に気持ちを引き締めた。
真栄田義尚監督は「学校や父母、地域の協力があっての結果。初めて優勝旗を宮古に持ち帰ることができた」と感謝。その上で「これからは追われる立場。11月の県大会で優勝するために頑張りたい」と話した。
同校PTAの奈良俊一郎会長は「普段の努力の結果が優勝につながった。次は夢の全国に向けて頑張ってほしい」と激励した。
前主将の中曽根さんは「優勝旗を渡されたときは涙が出そうになった。後輩たちの頑張りが本当にうれしい。次は都大路に行ってほしい」と期待を込めた。