仲間(上野)、平良さん(城辺)金賞/県野菜品評会
宮古から11人入賞/カボチャ、ゴーヤーなど品質高く
【那覇支社】おきなわ花と食のフェスティバル2013の行事として行われた県野菜品評会の表彰式が3日、奥武山公園武道館で開催された。宮古からの入賞者は金賞の仲間茂盛さん(カボチャ、農林水産省生産局長賞)=上野、同じく平良邦雄さん(ゴーヤー、県知事賞)=城辺=をはじめ、銀賞に5人、銅賞に4人。今回は計11人が入賞し、宮古産野菜の品質の高さをアピールした。
同品評会は、県産野菜の品質向上や生産振興、県民への紹介、消費拡大を
図る目的で開催している。
主催者あいさつで、砂川博紀実行委員会長は「受賞した皆さんは、地域の模範となり引き続き、消費者のニーズを捉えた品質の高い農産物生産に精励していただきたい」と一層の活躍に期待を込めた。
知念武農林水産部長は、高品質で安全安心な農産物を安定的に供給できる拠点産地形勢に、意欲を示した。
仲間さんは、カボチャ栽培歴約30年。「カボチャの金賞を取りたいと思っていたので、良かった。上野は水が豊富なので、野菜栽培に向く。カボチャやトウガン、オクラ作りにまい進したい」と満面の笑み。仲間さんは過去にトウガンで、金賞を2回受賞している。
平良さんは「初めての入賞が金賞で、うれしい気持ちでいっぱい。規模を拡大して、ゴーヤーをもっと植えたい」と喜びを語った。
受賞した皆さんは次の通り。(敬称略)
【金賞】仲間茂盛(カボチャ、農林水産省生産局長賞)=上野▽平良邦雄(ゴーヤー、県知事賞)=城辺
【銀賞】根間吉一(ゴーヤー)=下地▽池間義光(ゴーヤー)=上野▽川満幸一(カボチャ)=下地▽平良恵俊(トウガン)=上野▽砂川康男(サヤインゲン)=城辺
【銅賞】山原秀俊(ゴーヤー)=伊良部▽盛島重良(同)=城辺▽下地博和(トウガン)=上野▽砂川博昭(同)=同