一括交付金の配分額確認
宮古島市10億円、多良間村2億8000万円
2013年度の沖縄振興交付金(一括交付金)の県と市町村の配分について話し合う沖縄振興会議が4日、仲井真弘多知事と41市町村長が出席して、那覇市の自治会館で開かれた。宮古島市には10億円、多良間村に2億8000万円が配分される。
13年度の予算で、沖縄振興交付金は、1613億円計上された。うち振興特別推進交付金(ソフト事業分)は、前年と同額の803億円。振興会議では、同交付金の県と市町村の配分額を確認した。
市町村と県の配分額は、803億円に含まれる国庫補助事業継続分の200億円を除き603億円に設定。同額を1対1で配分し、市町村分303億円、県分300億円とした。
市町村分の配分額303億円のうち基本枠は、272億7000万円と特別枠30億3000万円に区分。
基本枠のうち41億円は、41市町村に1億円ずつ均等に配分する。残る231億7000万円は、市町村の人口や面積に応じて設定する基本指標や財政力、高齢化、人口減少、離島などに配慮する指数などに基づき算出した。
特別枠の30億3000万円は、事業の進ちょくに柔軟に対応するため設けた。