最高は宮総実フードクリエイト1.93倍/県立高校入試初回志願状況
宮高理数科は1・25倍/宮古地区 3校4学科で定員上回る
【那覇支社】県教育庁(大城浩教育長)は7日、2013年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4高校のうち、3校4学科で定員数を上回る入学志願があった。志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業高校食と環境科フードクリエイトコースの1・93倍で、一般入学定員14人に対し、27人が志願した。宮古高校理数科は1・25倍で、推薦入学内定者25人を除いた一般入試の定員55人に対し、69人が志願した。一般入試の学力試験は来月7、8の両日に実施される。
このほか、初回志願状況で定員数を上回ったのは宮古総合実業高校の生活福祉科と宮古工業高校自動車機械システム科自動車コース。宮総実生活福祉科は1・5倍で推薦入学内定者12人を除く一般入試定員28人に対し、42人が志願。また、宮古工業自動車コースは1・58倍で推薦内定者1人を除く定員19人に対し、30人が志願した。
県立高校全体の志願倍率は全日制0・97倍(前年度比0・03ポイント減)、定時制が0・73倍(同0・1ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・96倍(同0・03ポイント減)となった。
志願倍率が最も高かったのは南部農林高校食品加工科の1・77倍だった。
志願変更の申し出期間は14、15の両日。また、願書取り下げと再出願期間は21、22の両日に行われる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・00倍以上)に出願した者のうち、出身中学校の校長および志願先高校の校長が適当と認めた者は、初回出願先の高校、学科、コースを変更することができる。