韓国から初チャーター便
家族連れら179人が来島/観光協会など盛大に出迎え
韓国のロッテ観光とアシアナ航空による韓国・仁川と宮古を結ぶ初のチャーター便が8日に就航。午前11時20分ごろ、韓国からの観光客179人が宮古空港に到着した。ツアー日程は2泊3日で、ゴルフや島内観光を楽しむ。空港到着ロビーでは宮古島観光協会のメンバーらが宮古島の泡盛やマンゴージュース、アロエジュースなどのウエルカムドリンクで盛大に出迎えた。
ツアー客は、仁川から約2時間30分のフライトで宮古空港に到着。ゴルフバッグや大きなスーツケースなどを携えた家族連れらが到着口から続々と姿を見せた。
到着ロビーでは観光協会メンバーや観光関連事業者の職員らが、韓国語で「歓迎、ようこそサンゴの楽園宮古島へ」と書かれた横断幕を掲げ出迎えた。ツアー客には韓国語版宮古島ガイドブックなどが配布されたほか、泡盛やマンゴージュース、アロエジュース、ビデンスピローサ茶などのウエルカムドリンクや黒糖菓子などの振る舞い、宮古島東急リゾート太鼓チーム「シンカヌチャー」による演舞で盛大に歓迎した。
男性客の一人は「きれいで平和な感じの島。夜の星がきれいに見えると聞いているので見るのが楽しみ」。家族6人で来島した女性は「飛行機から眺めた海の色がきれいで感動した。白い砂がきれいと聞いているので砂浜を素足で歩いてみたい」と語った。
ツアー客はゴルフ組と観光組に分かれ、ゴルフ組は宮古島にある三つのチャンピオンコースを3日間ですべてラウンド。観光組は東平安名崎やうえのドイツ文化村、来間島展望台、砂山ビーチ、イムギャーマリンガーデン、熱帯植物園、海中公園などをめぐる。
最終日10日は、午後8時40分宮古発、仁川行きチャーター便で帰路につく。