発展へ気持ち一つに/平良中
創立60周年と新体育館落成祝う
平良中学校(伊志嶺吉作校長)の創立60周年記念式典(主催・同中60周年記念事業期成会)が10日、新装となった体育館で行われ、多数の関係者が集い盛大に祝った。式典では歴代校長、PTA会長や関係者ら約90人に感謝状が贈られた。
式辞で同期成会の垣花泰隆会長は「創立60周年を顧みてその輝かしい歴史、伝統、校風をしっかり受け継ぎ、本校のさらなる発展と在校生が雄飛することを期待する」と述べた。
伊志嶺校長は「還暦も終え、教育環境も整い、平良中学校の新たなる歴史のスタート。先輩方が築き上げてきた歴史と伝統、校風を引き継ぎ、宮古をリードし、地域からも評価、信頼される学校を築き上げていく」とあいさつした。
在校生を代表して生徒会長の内間健斗君は「60年の歩みをしっかりと受け継ぎながら、(全校生徒)570人の総力結集して県下に誇れる学校を目指して力いっぱい頑張ることを誓う」と喜びの言葉を述べた。
式典後は体育館落成祝賀会が催され、関係者らが多彩な余興を楽しみながら落成を祝った。
平良中学校は1952年9月に平良北、南中学校を廃止統合して創立され、これまでに1万8000人余りの卒業生を送り出している。