一般会計343億5500万円に修正/市13年度当初予算
一括交付金3500万円減で
宮古島市は1日に発表した2013年度一般会計当初予算案の総額を3500万円減額し、343億5500万円に修正する。沖縄振興特別推進市町村交付金(一括交付金)の配分額を10億3500万円と見込み計上したが、その後、配分額が10億円となったことへの措置。一括交付金は事業費ベースでは12億5000万円で、このうち市の負担分は2億5000万円となる。減額修正された当初予算案は27日開会予定の市議会3月定例会に提案され承認を受ける。
一括交付金を活用して実施する事業は全39事業で、内訳は継続事業30、新規事業9(箇所新規2事業含む)となっている。
事業内容は①災害に強い島づくり②観光拠点の強化③観光誘客促進④エコアイランド宮古島の形成⑤子育て環境整備-など。
新規の主な事業は▽伊良部地区防災センター整備(1500万円)▽離島ごみ海上輸送(540万円)▽東京での宮古島物産展の開催(457万円)▽宮古島フラダンス全国大会支援(500万円)▽生鮮水産物流通条件不利性解消(1375万円)-などとなっている。
市は導入2年目となる13年度一括交付金について「事業の絞り込みと優先順位を付けた計画的な配分を行った。観光面や各種産業面に重点配分するとともに医療、福祉、教育などの各分野においても継続的かつ効率的な生活環境基盤の整備、充実が図られるよう強くしなやかに編成を行った」と話している。
豊渓里核実験場 北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡にある核実験場。周辺に政治犯収容所があり、政治犯を動員して建設したとされる。過去に北朝鮮が行った2006年10月、09年5月の核実験でも使用された。
人や車両の動きを米偵察衛星が監視しており、12年4月、3回目の核実験に向けた準備が最終段階にさしかかったことが判明した。9月の台風などで実験場は被害を受けたが復旧。12月のミサイル発射直後、韓国政府は「政治的決断を下せば、すぐに核実験を行える」との見方を示していた。