宮高、2人を米国派遣/県リーダー育成事業
下地さんは帰国報告
宮古高校(川満健校長)は13日、今月23日から2012年度グローバル・リーダー育成海外短期研修事業で粟國裕貴君(2年)と県高校生海外雄飛プロジェクトで川上阿里紗さん(同)を米国に派遣すると発表した。また、県高校生芸術文化国際交流プログラムでシンガポールに郷土芸能の分野(琉球舞踊)で派遣され、10日に帰国した下地百恵さん(2年)の報告会があった。
粟國君は「モンタナ州立大学で、自分の英語力を知るためにもディベート(討論)などに参加し頑張りたい」、川上さんは「訪問する学校の授業内容や雰囲気を体験してきたい。ハワイは2回目なので、中学生の時とは違う経験を目標に英語を使って頑張りたい」とそれぞれ抱負を述べた。
下地さんはシンガポールの芸術学校での体験を「生徒との交流も楽しかったが、寝る暇もないくらい舞台をこなしたことが印象に残っている」と述べた。下地さんは今年8、9月ごろからフィンランドへの1年間の留学が決まっている。
川満校長は「県全体の中から選抜された皆さんなのでそれぞれの体験を生かしてそれを持ち帰り、全ての生徒に還元してほしい」と話した。
粟國君は来月15日まで、モンタナ州立大学での授業や文化交流、ホームステイなどを体験する。
川上さんは10日まで、ハワイ州でホームステイを体験し、ホストファミリーの生徒が通う高校を訪問し、文化交流や平和学習を体験する。