伊志嶺さん(佐良浜小6年)ら6人表彰へ/模範児童生徒、教育功労者
「教育の日」で市教委
市教育委員会の川満弘志教育長は14日、「教育の日」に表彰する教育活動に顕著な功績のある個人や他の模範となる児童生徒6人を発表した。6人は17日に市中央公民館で開かれる「教育を語る市民大会」で表彰される。今年度に引き続き市は来年度も表彰される6人に対し、研修や視察などのために活用できる助成金を支給する方針。
表彰されるのは、伊志嶺真理菜さん(佐良浜小6年)▽伊志嶺元隆君(北小6年)▽花城怜音君(鏡原小6年)▽根間すみれさん(宮高2年)▽渡慶次晃さん(宮高教諭)▽川上勲さん(子ども博物館講座講師)-。
それぞれの学校や団体などから計9人が推薦され、12日に行われた市教育の日表彰審査委員会で6人の表彰が決定した。
市教育の日表彰規定に基づいて、表彰を受ける6人は来年度の「市夢実現助成事業」の対象となり、助成金の活用方法(研修や視察等)について申請し、認められればその費用が助成される。
市教育委員会で行われた会見で川満教育長は「表彰される皆さんはいろいろな分野で活躍している人たちなので、今回の表彰を期にさらに頑張ってほしい」と期待を寄せた。
6人の主な活動歴
【伊志嶺真理菜】毎朝早登校して清掃活動を行い、学習態度も良く成績も優秀で、バレーボールでも活躍し宮古選抜チームにも選ばれるなど学校生活全般に誠実に取り組んでいる。
【伊志嶺元隆】児童会長としてリーダーシップを発揮し、各種取り組みを率先して行っているほか、昨年8月の「子ども国会」に県代表で参加し、総理大臣を前に堂々と意見発表に参加した。
【花城怜音】まじめで責任感が強く、いろいろなことに全力で取り組んでいるほか、バレーボール部のエースとしてチームを県大会に導き、自らは宮古選抜チームにも選ばれた。
【根間すみれ】何事にも一生懸命に取り組み美術、弁論、演劇、福祉活動など多方面で活躍し、文化面では著しい成績を上げ、学校や地域社会への奉仕的活動にも取り組んでいる。
【渡慶次晃】昨年4月に宮古高校赴任後、女子ウエートリフティング競技のレベルアップを図り県、九州、全国大会で優秀な成績を収めるなど学校、地域の人材育成に大きく貢献した。
【川上勲】市総合博物館の子ども博物館の講師を長年務め、子どもたちに宮古の自然、環境に触れる体験学習に力を注ぐとともに、市指定天然記念物指定への協力助言などを行った。