宮國投手が確定申告PR/巨人沖縄キャンプ
e-Tax申告を疑似体験
【那覇支社】プロ野球読売巨人軍の沖縄キャンプに参加している宮國椋丞投手(両親が宮古島市出身)は15日、キャンプ地の沖縄セルラースタジアム那覇でe-Tax(イータックス、国税電子申告・納税システム)での申告を模擬体験した。
18日から始まる確定申告に向けての広報活動で、納税者へ早期申告とe-Taxの利用を呼び掛けようと国税事務所と那覇税務署が主催した。
宮國投手は那覇税務署の女性職員から、入力方法などのアドバイスを受けると早速、パソコンの画面に向かいe-Taxでの申告を行った。
広報活動には、原辰徳監督のおいで新入団の菅野智之投手も参加。菅野投手から模擬体験の感想を求められた宮國投手は「こんなに簡単に確定申告ができるとは思わなかった。とても便利です」と話した。年収を聞かれると、「それは内緒でお願いします」と冗談を交わすなど和やかな雰囲気だった。
国税事務所によると、県内の2011年度確定申告件数は16万5000件。このうちe-Taxの利用者数は6万5000件で全体の約4割を占めた。宮古島市における利用率は全体の約8割で県内トップだった。