10RUN実行委/8団体に164万円寄付 「高校生の汗と気持ち」
第7回チャリティーフェスタ~�(ワンオー)RUN~2010実行委員会(与那覇修寛委員長)のメンバーと参加した7チームの代表らが28日、市社会福祉協議会平良支所で8月14日に行った10RUNで集めた募金を福祉施設など8団体に寄付した。寄付金の総額は164万5496円。7チームが400㍍トラックを走った総周回数は3330周。
298の事業所と58人(父母・教員を除く)の個人が活動に協力、募金に応じた。7チームそれぞれの代表が「高校生の汗と気持ちがこもった寄付金です。ぜひ受け取ってください」と各団体の代表者に手渡した。
宮古地区視覚障害者福祉協議会の川満敏昭会長は「高校生が暑い中、一生懸命走って募金を募った。会員の活動費用として大切に使いたい」礼を述べた。
また、パーキンソン病などの神経難病の患者と家族でつくる「とぅんがらの会」を代表して酒向摩貴子さんは「毎年お金が不足していた。気持ちのこもった寄付を有効に使いたい。伊良部にバス旅行をしたいという希望が多いのでその費用にも充当したい」と感謝した。
同実行委員会の与那覇委員長は「中学3年の時からボランティアで参加してきたので、募金額などの予想は付けていた。今回はそれを上回る金額や協力者に恵まれた。これまでの記録をいろいろな部分で塗り替えたのでとても達成感がある」と振り返った。10RUNは高校生が1周400㍍のトラックをリレー方式で 10時間走り続け、その周回数に応じて賛同した事業所などから募金を募る。