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社会・全般
オリックスキャンプ便り⑬ 安達 了一内野手(25)
「走攻守」三拍子に磨き
2011年のドラフト1位野手が順調だ。ルーキーイヤーの12年は自身不本意な成績に終わった。今シーズンは「レギュラーと優勝を目指す」と意気込む。
大学時代は三冠王、社会人時代は新人王に当たる若獅子賞を獲得するなど輝かしい実績をひっさげてプロ入りした。走攻守そろった野手として即戦力候補としての呼び声も高かった。
ただ、期待されたプロ1年目の12年シーズンはスタートでつまずいた。キャンプ中のけがで開幕1軍を逃すと昇格後も打撃不振にあえいだ。終盤に復調の兆しを見せたが、本人も周囲も納得できる内容ではない。
その分、今キャンプに懸ける思いは強い。「昨年のキャンプではけがをしてしまい悔しい思いをした。今年は絶対にけがをしないように心掛けている」と体のケアに万全を期す。その上で走・攻・守それぞれに磨きをかける。「バッティング、守備はもちろん、盗塁ができるというところもアピールしていきたい」と気を引き締めている。
その結果は着実に表れ始めている。10日の紅白戦では本塁打を放つなど持ち前のパンチ力をアピール。守備でも巧みなグラブさばきを見せた。レギュラー獲りと優勝へ。視界は良好だ。
安達 了一(あだち・りょういち) 1988年1月7日生まれ。群馬県出身。榛名高-上武大-東芝-オリックス。2011年のドラフト1位で入団。178㌢、75㌔。右投げ右打ち。背番号は3。