松山さん(北中2年)が個人初優勝/県中学新人柔道
垣花さんら3人は3位入賞
柔道の第56回県中学新人大会が16日、那覇市の県立武道館で行われ、北中の松山美月さん(2年)が女子70㌔超級で優勝した。宮古勢の個人優勝は9年ぶり。松山さんは「初めての優勝なのでうれしい。6月の県大会でも優勝できるように頑張りたい」と話した。
松山さんのほか、同校の垣花輝さん(1年)が同じ階級で準優勝した。上原志野さん(2年)は女子57㌔以下級で3位に入賞、池田真澄さん(1年)も48㌔以下級で3位に入った。
女子㌔超級決勝は松山さんと垣花さんの対戦。松山さんは「決勝は後輩との対戦だったけど、積極的に技をかけることを意識したことが良かったと思う」と勝因を振り返った。
垣花さんは「前の自分より強くなっているが、松山さんとの対戦では技があまり出せなかった。練習を積んで6月の県大会では優勝したい」と話した。
女子57㌔以下級3位の上原さんは「6月の県大会では団体戦優勝と個人戦3位入賞を目指す」と抱負。48㌔以下級の池田さんは「3位には満足しているが、6月に向けてもっと技を磨きたい」と決意を話した。
同校柔道部コーチの松山友保さんは「夏に向けて弾みになる結果。さらに技術を上げて、九州、全国を狙いたい」と話した。
一方、同校男子は4人が個人戦で8強に残った。松山さんは「7人中4人が8強に残れた。夏の大会に向けて頑張ってほしい」と技術向上に期待を込めた。