外国語学習の魅力紹介
クラーク領事、宮総実で講演
在沖米国総領事館のアラン・クラーク領事が21日、宮古総合実業高校で1、2年生を対象にした講話を行った。
クラーク領事は、外交官の仕事や領事館の紹介のほか、外国語が話せることのメリットについて自らの体験談を交えながら生徒たちに講話した。
自分のことを内向的な性格として自己紹介をしたクラーク領事は、日本
語を学んでいた17年前によく見かける日本人の男性にある日勇気を振り絞って声を掛けたところ、その男性と親友になってお互いの結婚式で友人代表のスピーチをするなど、一生の友として現在も親交を深めていることを紹介した。
さらに、日本語が話せることで国務省に入省し、外交官としていろいろな外国で経験を積み、多くの友人を得ていることの起点が外国語を学んだことであることを訴え、生徒たちに外国語を学ぶことが人生を大きく変えるきっかけになることを紹介した。
今回の校内講話は、外交官の体験談を聞くことで、離島から日本、世界へと視野を広げるとともに、英語学習の重要性について考える機会となることを目的に実施した。